
筋トレで体を追い込んだ日、あなたはどう回復してますか?
プロテイン? 睡眠? もちろん大事。
でも、「お風呂」、ちゃんと入ってますか?
今回は、肌細胞レベルで“お風呂の底力”を分析した最新の論文を紹介しながら、筋トレ民がお風呂を見直すべき理由、そして「入浴剤って実際どうなの?」という疑問に答えていきます。
🔥お風呂は筋トレ民の“非科学的最強リカバリー”じゃない。ガチで効く。
まず大前提。
「お風呂なんて気休めでしょ?」と思っている人に言いたい。
甘い。
ちゃんと科学的に効いてます。
お風呂に浸かることで、以下のような体の変化が起きます:
- 血流が良くなる → 筋肉の修復が促進
- 自律神経が整う → 睡眠の質がUP
- 炎症物質の排出 → 筋肉痛が和らぐ
- 副交感神経が優位に → メンタル安定
つまり、お風呂は“合法リカバリードリンク”。ただ湯船につかるだけで、体が自動で整いはじめるんです。
🧪では入浴剤はどうなのか? 論文を見てみた。
2025年に出た最新の論文(MDPI掲載)では、ある複合入浴剤「KTPB」を使って、肌細胞にどんな影響が出るかをRNAレベルで解析しています。
RNAシーケンシングにより、培養細胞に対する新しい複合入浴剤の効果を明らかに
RNA Sequencing Reveals Effects of a New Complex Bath Additive on Cultured Cells
【論文リンク】https://www.mdpi.com/2079-9284/12/3/98
要点だけ抜き出すと:
- 入浴剤ありの細胞 → 遺伝子が活性化、特に「EGR1(回復系スイッチ)」や「ヒアルロン酸合成酵素」が増える
- お肌の保湿力や修復力がアップしそう
- 毒性ゼロ、安全性◎
簡単に言うと、
「入浴剤いれると、肌の細胞が“お、来たな!”って目を覚ます」
そんな感じです。

💡ただし、この論文は“自社製品推し”でもある
正直に言うと、これはKTPBという入浴剤を作った会社のCEOが筆頭著者。
つまり、バリバリの“自社製品の良さを示すための研究”です。
PR色は濃い。ただ、使ってる実験手法はしっかりしてます。
だから、
「KTPBが神すぎる!」ではなく、
「入浴剤って、案外バカにできないぞ」
という視点で読むのが正解。
🛁筋トレ民向け:どう取り入れる?
ここからが本題。
「じゃあ筋トレしてる自分は、どう使えばいいの?」
答えはシンプル。
お風呂にちゃんと入ろう。入浴剤は+αで使おう。
基本はあくまで「風呂」。これだけでかなり整います。
だけど、
・睡眠の質をもっと上げたい
・肌のコンディションも気になる
・“癒し”も求めたい
そんな人は、入浴剤を入れて「ちょっと贅沢な風呂」にアップグレードしてみてください。
おすすめのタイミングは:
- 筋トレ日の夜
- 試合やイベント後のリカバリー
- 寝る1時間前のリラックスタイム

🧴入浴剤の選び方(KTPBに限らず)
KTPBは一例にすぎません。選ぶときはこんなポイントを見るといいです:
- 香り重視:ラベンダー、柑橘など副交感神経を高める系
- 成分重視:炭酸泉、塩、植物エキス、酵素など
- 肌ケア重視:ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド入り
ちなみにKTPBには唐辛子や生姜など温感系の和漢成分が入っていて、汗かきやすくなったり、肌の血流が良くなる設計です。
✅まとめ:風呂ナメんな。入浴剤は“風呂界のプロテイン”かも?
- お風呂は筋トレ民の回復に欠かせないベース習慣
- 入浴剤はその効果を“もう一段階引き上げる”ブースター
- 論文も出てるけど、全部を信じすぎず、実感を大事に
- まずは、今日から湯船に浸かってみよう。
「筋トレの成果は、休んでる時に作られる」
これは真実です。
その“休む”の質を、お風呂が底上げしてくれるかもしれませんよ。