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筋トレの勉強をしていると、色々とお体についても詳しくなっていきます。
筋トレを長時間していると糖分が不足し、
「血糖値が下がっている~~~」
となり、炭水化物を欲してしまいます。
炭水化物は糖分(グルコース)になり、体を動かすためのエネルギーです。
しかし炭水化物を摂るだけで糖尿病になりやすくなるという、間違った都市伝説があるせいで、ダイエット目的で筋トレをしている人は、極端に避けようとします。
そもそも糖病病の原因は
「ストレス」、「肥満」、「運動不足」、「暴飲暴食」
などで、
いわゆる、生活習慣病といわれるものです。
運動をしてる以上、体は栄養を欲しているのでバランスの良い食事を心掛け、暴飲暴食をしなければ大丈夫です。
まずストレス解消と肥満の対策として良いのはジョギングなどの有酸素運動。
運動不足には、併せて筋トレ。
暴飲暴食の対策には、ボディメイクを意識すれば必然と食べる物や量にも気を配るようになり、量を減らすより寧ろ何を食べたら良いかのほうに気を使います。
話はそれますが、
インスリンという言葉はご存知でしょうか。
糖尿病の話が上がれば必ず出てくる単語
インスリン
インスリンとは
簡単に言うと血糖値を下げる働きがあるホルモンです。
インスリンは膵臓(すいぞう)で作られます。
糖分を含む食べ物はブトウ糖に分解され、小腸から血液中に吸収されます。
なので、食事を摂ると血液中のブドウ糖が多くなり、血糖値が上がります。
その時に活躍してくれるのが、膵臓から作られたインスリンです。
上記でも記述した通り、このインスリンが血糖値を下げてくれます。
血糖値が高いままだと、どのような症状がでるかというと、
- 疲労感
- 皮膚が乾燥して痒い
- 手足の感覚が低下する、または、チクチク指すような痛みがある
- 感染症によくかかる
- 頻尿
- 目がかすむ
- 性機能の問題(ED)
- 切り傷やその他の皮膚の傷が治りにくい
- 空腹感やのどの渇きがひどくなる
全く良いことがありません。
まとめると、糖尿病とは短い言葉でいうと、
血液中の血糖値が慢性的に高い値を持続する疾患のことで、膵臓で上手くインスリンが作られていない状態のことです。
筋肉と炭水化物の関係
このWoutブログでは筋肉に関すること書いているので、
「筋肉と炭水化物の関係」
について書きたいと思います。
炭水化物は筋肥大には不要との考え方があります。
まずはこれに関して。
確かに炭水化物の摂取を筋肥大目的のためだけにと考えるのであれば、絶対に必要とはいえません。
その理由は様々な研究で、筋肥大をする時に必要な筋肉の合成はたんぱく質が代替出来るというのがここ最近の研究結果だからです。
2000年代の最初の方は、代替出来いないということでしたが、今の科学ではこれは否定されました。
従って、炭水化物不要論が一人歩きしています。
しかし、筋肉の分解の抑制に関しては炭水化物はものすごく大きく貢献します。
筋肉は常に合成と分解を繰り返しています。なので、必要ないというのは極論で言い過ぎではないかと思ってます。
それより、炭水化物の総合的な利点を考慮する必要があると考えられます。
脳へ元気を与える糖質
脳の栄養となるのは、
糖質です。
頭が冴えないと感じた時には糖質を摂るとすっきりします。
それは脳の栄養源が糖質(グリコーゲンの方が正確な言い方です。)だからです。
糖質は吸収も早いので、エネルギー源に最高です。
炭水化物の摂り過ぎは良くありませんが、必要な量を摂る事はむしろ健康に繋がります。
炭水化物の1日の摂取基準量というものがあり、
例として、1日に摂取するエネルギーが2,000kcalの場合。
50~65%に相当するエネルギー量は、2,000kcal×0.5~0.65=1,000kcal~1,300kcal。
炭水化物は1gが約4kcalなので、
1,000kcal~1,300kcal÷4kcal=250g~325g。
つまり1日に250gから325gの炭水化物を摂取することが望ましいということになります。
ただし、身長や体重、運動の量によって数値は大分変わってくるのであくまでも参考程度に考えておいて下さい。
ここで伝えたいのは、炭水化物は摂取しましょう!ということです。
糖質制限の副作用
糖質制限ダイエットというものがあり、これはかなり効果的です。
カロリー制限ダイエットよりも、食べる物が増え人気の1つです。
しかし、様々な副作用があります。
例えば、糖質を制限している間は、体が疲れやすくなったり、血糖値が低くなるので常に眠気を感じます。
その他にもいくつかあるのですが、糖質制限ダイエットで一番気になるのは、
リバウンド
です。
体重を落とすために、
糖質制限×運動
によって理想となる体がつくられます。
しかしそこから、数か月後。
リバウンドしました( ;∀;)
の声は後を絶ちません。
これは極度の糖質制限によって、生まれて副産物です。
必要以上に摂る必要はありますが、短期間でダイエットを行うことはおすすめしません。
無理に体に負担をかけないようにして、少しずつ行っていきましょう。
炭水化物は悪
では無く、
適当な量の炭水化物の摂取は体を元気にしてくれる。
と常にポジティブな考えでいきましょう。
※疾患をお持ちの方はお医者様とご相談の上、摂取して下さい。
備忘録
糖質について色々と調べいると、下記3つの単語が良く出てきます。備忘録的にまとめておきます。
●グルコース(ブトウ糖)●グリコーゲン●グルカゴン
血中の糖分はグルコース
グルコースのままだと貯蔵できないので、貯蔵するときはグリコーゲン
グリコーゲンを分解して血糖をあげるのがグルカゴン(ホルモン)
図にするとこんな感じですかね。
またブトウ糖はグルコースですが、
果糖(かとう)はフルクトース、
ショ糖はスクロースになります。
またご興味ある方のために、別の記事でしっかりと解説していきます。