筋トレ初級者が簡単に中級者へステップアップする方法「スティッキングポイントとは?

はじめに!

突然ですが、

スティッキングポイント

という言葉はご存じですか??

初心者から中級者にステップアップしたいなら、

スティッキングポイント

を理解すればよいです。

簡単に解説すと、動作の中で力が入りにくくなり、持ち上げるのが難しくなる箇所のことを指します。

例えばベンチプレスでは、胸の近くまでバーを下げてから再び持ち上げようとした時に、

途中でどうしても「詰まる」箇所がありますよね。

それが、このスティッキングポイントです。

なので、ほとんどの人はこのスティッキングポイントを避けるために、

胸までバーをおろさずにベンチプレスをします。

その他の種目もそうです。

詰まる箇所。

そう、一番しんどい箇所は避けているのです。

その結果どうなるか!

もうお分かりですよね。

筋トレをやった気にはなりますが、

筋肉は付きません。

しんどいということは、

その部分に筋肉が無いからです。

そこを避けていて、いみがありません。

各種目における、スティッキングポイントを理解することで、どこの筋肉が不足しているかを認識することが大事です!


スティッキングポイントとは

「スティッキングポイント」(sticking point)という言葉の中で使われている “sticking” は、「stick」という動詞が基になっています。

  1. stick は動詞で、「くっつく」「引っかかる」「動けなくなる」という意味があります。

  2. この "stick" に -ing をつけた sticking は、ここでは「引っかかりやすい」「詰まりやすい」という意味で、「sticking point」は「動作中に詰まりやすいポイント」や「引っかかる箇所」という意味になります。

ここで、日本語でもよく使われる「スタックする」という表現に関連する stuck にも注目しましょう。

stuck は "stick" の過去形・過去分詞形で、「詰まった」「動けなくなった」状態を表します。

例えば、「タイヤがスタックした」という場合、タイヤが泥や雪などに引っかかって動けなくなっている状態を意味します。

筋トレにおいて「スティッキングポイント」を超えられれば、それ以上はスムーズに動かせることが多いため、まさに一時的に「詰まっている」状態とも言えます。

このように理解することで、「スティッキングポイント」は筋トレ動作における「一時的に力が入りにくくなる詰まりの箇所」として覚えやすくなるでしょう。


スティッキングポイントを知ることの重要性

1. パフォーマンスの向上

スティッキングポイントを認識し、意識的に克服することで、トレーニングのパフォーマンスが大きく向上します。このポイントで力を発揮できるようになると、従来以上の重量や回数に挑戦できるようになり、トレーニングの効果が飛躍的に向上します。また、パフォーマンスの向上はモチベーションにも繋がり、筋トレを続ける上でのエネルギーとなります。

2. フォーム改善の指針

スティッキングポイントは、フォームの改善が必要な部分を示すヒントにもなります。

例えば、スティッキングポイントで動作が止まってしまう場合、筋力のバランスや体の使い方に改善が必要なことが考えられます。

このように、自分の苦手なポイントを理解することは、正しいフォームを身につける上で重要なステップです。

3. 筋力バランスの強化

スティッキングポイントを把握し、その克服に取り組むことで、全身の筋力バランスを整えることができます。スティッキングポイントは弱点でもあるため、その箇所を強化することで、身体全体の筋力が均等に向上します。これにより、トレーニング効果が高まるだけでなく、怪我のリスクも減少します。

4. メンタルの強化

スティッキングポイントは、多くのトレーニーにとって心理的な壁でもあります。

この壁を乗り越えられると、自分の成長を実感し、メンタル面でも大きな自信がつきます。

筋トレにおいてメンタルの強化は、継続的な努力を支える重要な要素であり、スティッキングポイントを乗り越える経験が自信とモチベーションを高めてくれます。


結論

スティッキングポイントは、筋トレの中で避けられない課題の一つです。

しかし、そのポイントを理解し、効果的に克服することで、筋力の向上だけでなく、全体的なトレーニングの質を向上させることができます。

トレーニングをさらに進化させるために、スティッキングポイントを意識して取り組んでみましょう。

それは、あなたの筋トレの成果を次のレベルに引き上げてくれる大切なステップとなるでしょう。

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