Contents~目次~
筋トレの種目は大きく分けて2つあります。
コンパウンド種目とアイソレート種目です。
→コンパウンド種目とは
多関節種目のことで、動作に2つ以上の関節を使い、それらの関節にかかわる筋肉を使う種目です。
→アイソレート種目とは
単関節種目のことで、一つの関節のみで動作を行う種目になります。
ただこれだけの説明だとイメージがしにくいと思うので、いくつ分かりやすい事例をあげ、
コンパウンド種目とアイソレート種目を理解してもらいます。
●これがコンパウンド種目(Compound・Exercises:コンパウンド・エクササイズ)
説明の前にコンパウンドとは日本語で”混合物”という意味なります。
なので2つ以上のなにかが合わさったことでイメージが付きやすいです。
コンパウンド種目の例
腕立て伏せ
懸垂
スクワットなどになります。
ダンベルを使うものだと、
ダンベルプレスや、
ダンベルデッドリフト
等です。
多関節を使用するので、比較的に分かりやすいと思います。
また一度に複数の筋肉を攻めることが出来きます。
●代表的なアイソレート種目(Isolation・exercises:アイソレーション エクササイズ)
紹介する前に
英語ではアイソレートではなく、アイソレーション エクササイズといいます。
アイソレーションとは日本語で、”孤立”という意味です。
なので孤立して、1つの関節しか使用しないで覚えるとわかりやすいです。
どうでも良い話ですが、英語でアイソレートは動詞になるので、名詞である英語ではアイソーレションになります。
アイソレート→動詞
アイソレーション→ 名刺
※どうでもよいです。すみません。
アイソレート種目の例
ダンベルを使うものでは、
大胸筋だけ攻める
ダンベルフライ
や
上腕二頭筋だけ攻める
ダンベルカール
などになります。
こちらは短関節しか使用しないので、コンパウンド種目と比べ種目数は少なくなります。
大きな特徴としては、1つの筋肉を集中的に攻める時に効果的です。また関節も複数動かさないので、シンプルで分かりやすく、また怪我するリスクも少ないです。
コンパウンド種目とアイソレート種目の違い!
簡単な表を使ってみました。
種目名 | コンパウンド種目 | アイソレート種目 |
使用する 重量 | 重たい | 軽い |
攻める 筋肉 | 複数 | 基本1つ |
怪我のリスク | 大きい | 少ない |
あくまでも、2つの種目を比べた場合の表になりますが、なんとなくイメージが掴んでもらえたかと思います。
どちらの方が良いとかはなく、使い分けが大事です。
アイソメトリックス?
最後に
アイソメトリクス(等尺性筋収縮)という用語がありますが、
アイソレートに似ているため、たまに間違う方がいらっしゃいます。
全く意味が違います。
アメリカで考案されたトレーニング方法の1つです。大きな特徴として、静止したまま、身体各部に力を入れたり緩めたりして行なうので、静的筋肉トレーニングとも呼ばれます。
そこまでハードではないので、リハビリなどに使われることが多いです。私は取り入れておりません。
色々と応用し、進化もしているようなので、気になる方は、
アイソメトリクス
や
アイソメトリクス ストレッチ
などでググってみて下さい。
これから、大胸筋を鍛えるため、アイソレート種目である、ダンベルフライ頑張ります。