通っているジムにInbodyという「筋肉・体水分・体脂肪」などを手軽に計測してくれる機械があったので、やってみました。
上図が実物になりますが、数分ほどで計測が完了する優れもの!
そしてその計測したデータを携帯(スマホ)に取り込むことが出来、いつでも確認が可能です。
下図がスクショになります。
もちろん画面の見方も簡単で直感的に自信の体の状態がわかります。
そしてこの出力した結果に様々な項目があり、その中に
「体水分量」
というものがあります。
これってなにかわかりますか?
なんとなくですが、体内の水分量を表示してくれているぐらいは分かります。
特に異常値では無いのでスルーしがちですが、
もしこの数値が高すぎる人や低すぎる人がいたらどんなアドバイスをしますか?
「もっと水を飲みなよ」
「水飲み過ぎだよ」
でしょうか?
これだとちょっと寂しいので、具体的にこの値が高い場合や低い場合はどのような影響ががあるのか説明していきます。
ちなみにInbodyさんが公式サイトでおっしゃっているのが、
とありますので、それ以外のことを書いていけたらと思います。
体内水分量 は重要?
適切な体内水分量を持つことは、全体的な健康と幸福にとって重要です。
適切な水分補給は、臓器、組織、細胞が最適に機能するために不可欠であり、体内のさまざまな生理学的プロセスで重要な役割を果たします。
まずは体の水分量が多い場合は水分補給の改善が必要です。
適切な水分補給は、体液の健康的なバランスを維持するために必要であり、体の細胞や臓器が最適に機能するため使わます。
また、健康的な消化、規則性、皮膚の健康を維持するのにも役立ちます。
しかし、水分を過剰に摂取すると、水分が溜まり、膨満感(ぼうまんかん※お腹が張って苦しい状態)が生じ、不快感や痛みを引き起こす可能性があります。
それと無視できないのが
「低ナトリウム血症」
です。
低ナトリウム血症はナトリウムの不足と捉えられがちですが、血清ナトリウム濃度は血液中のナトリウムと水分の相対的な比であるため、血液中のナトリウムに対して水分量が過剰であれば低ナトリウム血症(希釈性低ナトリウム血症)になります。
程度が軽い場合は無症状なことが多く、まず軽い疲労感がみられはじめます。 さらにナトリウムが減ると頭痛、嘔吐、食欲不振、精神症状がみられるようになり、重症になると昏睡やけいれんが起こり、早急な対処が必要になります。
いずれにしろ、トレーニングのパフォーマンに大きく影響が出ることは間違いないでしょう。
一方、体内の水分量が少ないということは脱水症につながる可能性があります。
脱水症は、疲労、頭痛、めまい、そして認知機能障害を引き起こします。
トレーニング中にこのようなことが起こるのが百害あって一利なしです。
またこれを放置すると、臓器不全などのより深刻な症状につながる可能性があり、最悪の場合、死に至ることさえあります。実際に亡くなった方もいらっしゃいます。
脱水症は、便秘、腎臓結石(かんぞうけっせき)、およびその他の健康上の問題にもつながる可能性があります。
その他、体内の水分が不足すると、さまざまな生理機能に大きな影響を与えることがありたとえば、体液が不足すると血液が濃くなり、心臓が全身に血液を送り出すことが難しくなり、血圧が上昇する可能性があります。
さらに、脱水は脳への血流の減少につながり、認知機能を損ない、頭痛を引き起こす可能性があります。
最適な健康と幸福を確保するには、適切な体内水分量を維持することが重要だと伝わったのではないでしょうか。
水分補給には水の他にハーブティーや電解質を含むスポーツドリンク、新鮮なフルーツジュースなど以外にも、直接果物や野菜などの水分が豊富な食品をからも摂取ができます。
このように食事をとることで、十分な水分補給を行うことができます。
また、忘れてはいけないのがカフェインやアルコールなどは非常に強い利尿作用があり、水分が体の外に排出されやすくなります。
その他水分補給に関しては別記事でも紹介してますので、ぜひ読んでも水分補給の改善を計ってみて下さい。
まとめ
健康的な体の水分含有量を持つことは、全体的な健康と幸福にとって非常に重要です。
水分補給をこれまで侮っていた方は、適切なレベルの水分補給を維持することは、適切な生理機能をサポートし、脱水に関連する健康上の問題を防ぐのに役立つことを理解して頂いたと思います。
十分な水分を摂取し、健康的でバランスの取れた食事をとるようにしましょう!!