Contents~目次~
EZバーカール入門
筋トレの世界では、多様な器具と技術が存在しますが、今回紹介するのが
腕の筋肉を効果的に鍛えることが出来る「EZバーカール」です。
EZバーカールはその特殊な形状により、手首への負担を減らしつつ、上腕二頭筋(ちからこぶ)を集中的に鍛えることができます。
正しいフォームの習得、重量設定のガイドライン、さらには効果的なトレーニングスケジュールまで、説明します。
この記事を読めば、あなたもEZバーカールの魅力と効果を最大限に活用し、理想の筋肉を手に入れることができるでしょう。
EZバーカールとは
EZバーカールは、曲がった形状をしたバーベルの一種です。
この独特なデザインは、握りやすさと安全性を考慮して作られており、ビギナーにとっても筋トレをよりアクセスしやすくする素晴らしいツールです。
ちょっと不気味な形をしてるかたらと言って、避ける必要はありません。
積極的に使っていきましょう!
EZバーカールの歴史と目的
EZバーカールは、ウェイトトレーニングの中でも特に人気のあるエクササイズです。その歴史や目的を詳しく見ていきましょう。
EZバーカールの歴史
EZバーカールの具体的な起源は不明ですが、ウェイトリフティングとボディビルディングが人気を集め始めた20世紀初頭には既に存在していたと考えられます。
その当時は効果的にマシーンや器具があれば、商業的にもかなりうまくいきましたからね。
なので、 当初はストレートバー(直線のバーベル)が主流でしたが、そんな中トレーニング中の手首や肘への負担を減らす目的で、湾曲した形状のEZバーが開発されたといわれています。
本格的に普及したのは、 特にボディビルダー達の影響を大きいと考えらえれます。
その結果、多くのジムやトレーニング施設で見ることができるようになりました。
EZバーカールの目的
- 主なターゲット筋肉: 上腕二頭筋。これは腕の前面にある筋肉で、腕の曲げ動作に主に関与しています。
- 手首と肘への負担軽減: EZバーは湾曲しているため、手首や肘へのストレスが少なく、特に手首や肘に問題を抱える人にとっては安全な選択肢となります。
- 筋肥大と強化: 筋トレの基本目的である筋肉の発達と強化に効果的。特に二頭筋の見た目と機能を向上させるのに役立ちます。
追加の利点
- フォームの安定化: EZバーの形状は、よりコントロールしやすいフォームを保つのに役立ちます。
- 多様な握り方: 握る位置を変えることで、二頭筋の異なる部分をターゲットにできます。
総じて、EZバーカールは手首と肘の負担を軽減しつつ、効果的に二頭筋を鍛えることができるエクササイズです。安全かつ効率的なトレーニング方法として、多くのトレーニングプログラムに取り入れられています。
EZバーカールの使い方①
基本は、二頭筋(ちからこぶ)です!
肘を固定し、バーを胸に向かって持ち上げることで、二頭筋に効果的に刺激を与えます。ここでのポイントは、肘の位置を変えずに動かすことです。
EZバーカールの使い方②
三頭筋(二の腕)へのアプローチも可能です。
オーバーヘッドトライセプスエクステンションなどの動きで、上腕三頭筋を鍛えることができます。
EZバーカールの使い方③
肩や前腕へのトレーニングも効果的です。ショルダープレス(肩)やリストカール(手首)など、多様なエクササイズが可能です。
また全体的に前腕の強化にも使えます。
EZバーカールを使う時の注意点
重量の選択に注意しましょう。
特に初心者は、筋肉や関節への負担を考慮して、適切な重量から始めることが重要です。
持ちやすいというのもあり、ついつい無茶しがちです。
まずは軽い重量でフォームを固めていきましょう!
EZバーカールの持ち方
EZバーカールの正しい持ち方については、以下のポイントを参考にしてください。
- 手の平で握る:バーを手の平に載せるようにして握ります。
これにより、二頭筋に効果的に負荷をかけることができます。 - 強く握りすぎない:バーは強く握るのではなく、支えることを意識します。
これにより前腕に力が入りすぎるのを避け、二頭筋に効かせることができます。
またバーを握る時は小指から薬指、中指、人差し指、そして最後に親指をかぶせて下さい。 - 手首の位置:手首は反らしたりせず、常に立てたまま動作します。
これにより、手首への負荷を避けると共に、前腕に負荷が逃げるのを防ぎます。 - 肩の位置:肩を外旋(外側に開く)させます。
多くの人が肩を内旋させがちですが、外旋にすることで二頭筋を効率的に使うことができます。 - 肘の位置:バーを上げる際に肘の位置を前後に動かさないようにし、固定します。これにより、負荷が逃げるのを防ぎます。
これらのポイントを意識して、無理に重い重量を扱わず、フォームを崩さずに丁寧に行うことが重要です。
補足として、持つ位置は下図でいう、青い部分を握り、拳が向かい合うようなかたちなります。
もちろん、グリップ幅を狭めて使っても大丈夫なので、きかせたい部分に応じて色々と試してみて下さい。