【筋トレ×心理学】精神に及ぼす影響を論文を用いて解説する

Contents~目次~

筋トレが精神に与える影響について、論文等の根拠のある情報を教えて欲しい。

このようなお悩みを解決する記事です。

本記事の内容
  • 筋トレが精神に好影響をもたらす
  • 筋トレが精神に好影響をもたらす根拠3つ
  • 筋トレをする時間が無い場合の対処法

暗いニュースばかりで気持ちが落ち込みやすい昨今。

筋トレがそんな気持ちを晴れやかにしてくれるかもしれません。

筋トレが精神に好影響をもたらす

筋トレが精神に好影響をもたらす

身体を物理的に強くするイメージの筋トレ。

しかし、近年の研究で筋トレは、精神的にも好影響をもたらすことが分かってきました。

具体的には、焦燥感や不安感の軽減など。

そこで本記事では、筋トレが精神に好影響をもたらしたと結論づけされている論文を3つ紹介します。

根拠①:筋トレによりうつ病の症状の軽減が見られた

根拠①:筋トレによりうつ病の症状の軽減が見られた

まずは、2018年にThe New York Timesに掲載された記事からご紹介します。

この研究は、様々な年齢のうつ病と診断された人、うつ病と診断されてない人の約2000人の男女が参加し、筋トレがうつ病の症状に影響を与えるかを観察したものです。

結果は、うつ病の人が筋トレをした場合、筋トレ後に気分が良くなり、うつ病でない人が筋トレをした場合、筋トレをしてない人に比べて不機嫌や悲しくなる可能性が少ないという結果が得られました。

また、週に2回または週に5回ジムに行った場合でも、筋トレを何度も繰り返した場合でも結果は基本的に同じで、年齢や性別も関係なかったと結論づけられています。

つまり、量や回数によらず、軽い筋トレでもうつ病の症状や悲壮感等を軽減できるということです。

根拠②:筋トレによって不安症の著しい改善が見られた

根拠②:筋トレによって不安症の著しい改善が見られた

続いては、2017年に発表された論文からご紹介します。

この研究は、平均年齢43歳の精神的、身体的に病気の人・健康の人の両方の男女922人が参加し、筋トレ(RET)が不安症状に影響を与えるかを観察したものです。

Conclusions: RET significantly improves anxiety symptoms among both healthy participants and participants with a physical or mental illness. Improvements were not moderated by sex, or based on features of RET. Future trials should compare RET to other empirically-supported therapies for anxiety.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28819746/

結果は、病気の人・健康の人の両方で不安症の改善がみられたと結論づけられています

また、性別に関係なく、健康の人の方が病気の人より不安症の改善が見られたとのこと。

根拠③:筋トレ&有酸素運動は睡眠の質を向上させる

根拠③:筋トレ&有酸素運動は睡眠の質を向上させる

続いては、2020年に発表された論文からご紹介します。

この研究は、2017年に平均年齢48.4歳の成人男女47,564人を対象に筋トレと有酸素運動と睡眠の質を調査した者です。

Conclusion: A physical activity routine that includes both MVPA and MSE is likely to be beneficial for better sleep health. Longitudinal studies are needed to establish the temporal relationships between MVPA/MSE guideline adherence and sleep health.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33071201/

結果は、筋トレ&有酸素の両方を行った人は、睡眠の質の向上に有益である可能性があると結論づけられています。

上記3つの論文により、筋トレが精神に好影響をもたらす可能性が高いことが分かるかと思います。

不安症や焦燥感にかられたり、睡眠の質が低下したりしているという人は、一度筋トレをしてみましょう。

筋トレをする時間が無い場合の対処法

筋トレをする時間が無い場合の対処法

筋トレしたいけど、忙しくてそんな時間無いよ...

という人もいるかもしれませんが、ぶっちゃけそんなに長くする必要はありません。

ウォーミングアップを含めて1日20分程度でOKです。

まずは習慣化させることを目指しましょう。

逆に、習慣化せずに1日30分以上運動すると、それがストレスになるという論文も発表されています。

そのため、まずは、1日20分程度の軽い筋トレから始めましょう。

まとめ:筋トレで気分を向上させよう!

今回は、心理学的な観点から、筋トレが精神に好影響をもたらすことを解説しました。

最近、暗いニュースばかりで気分が落ち込み気味のそこのあなた!!!

騙されたと思ってまずはスクワット等軽い筋トレをしてみてください。

「俺ならできる!」ときっと思えてくるはずです。

筋トレ未経験の方は、【筋トレ未経験者用:筋トレするならこの3つだけはやって下さい】継続が大事です。という記事も合わせてどうぞ。

それでは僕も筋トレ行ってきます。では、また。

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